新理数プログラム(SST養成) 理数教育研究センター

理数教育研究センター

新理数プログラム(SST養成)

本プログラムの履修を通して、小・中・高の理科・数学(算数)の内容を深く理解し、さらには大学 における理科や数学まで一貫して見通すことのできる専門性の高い教員となることを目指します。本プログラムでは理科と数学を中心とする授業科目が用意されており、両方の内容理解を深める授業を履修することになります。所属する専修のカリキュラムおよび「教員免許」取得に必要な「教職科目」 に加え、新理数プログラム(SSTコース・SSTベーシックコース)で決められた授業科目を履修します。

2023年度新理数プログラム履修の手引き(SSTコース)

2023年度新理数プログラム履修の手引き(SSTベーシックコース)

以下の2点が本プログラムの柱となります。

1.先端科学の基礎概念の理数科教育への還流

先端科学が解明した新しい自然法則が包含する本質的な考え方を理数科教育の教材・カリキュラムに取り入れ、発想の芽を育てる教育を行います。そして、積極的に学習者を先端科学の本質に触れさせることによって継続的に学習意欲を引き出し、理数科の虜(とりこ)にします。

2.個の認知過程のアセスメント

「考える力」を伸ばすために、ゼミナール形式での抽象・論理思考力のトレーニングを行います。特に、学習者の個に応じた認知過程の徹底したアセスメントを行い、学習過程のどこで・どういう理由でつまずくかを分析し指導法にフィードバックして学習効果を高めます。

数学・理科の教員免許取得予定者を対象としたSSTコースと、それ以外の小学校教員免許取得予定者を対象としたSSTベーシックコースの2種類を開設しているため、専修にかかわらず参加が可能です。