奈良県立山辺高等学校での連携授業(平成25年6月22日・6月29日・8月4日) 理数教育研究センター

理数教育研究センター

奈良県立山辺高等学校は、平成25年度より奈良県立奈良高等学校が推進するコアSSH連携に参画しています。理数教育研究センターは、山辺高等学校のSSH活動への連携・支援の一環として、6月と8月に計3回の連携授業の実施しました。
6月の連携授業は2週連続で、菊地准教授が「きのこ」をテーマとした講義・実習を行いました。
6月22日(土)の授業では、山辺高等学校の生徒12名、地域の小学生1名とその保護者の方が参加し、キノコの生態と栽培方法についての簡単な説明及び、付近のキノコの採取と、ヒマラヤヒラタケの栽培、シイタケのほだ木への接種を行いました。
また、6月29日(土)の授業では、キノコの観察とヒマラヤヒラタケの栽培、キノコからのDNA抽出実験などを行い、山辺高等学校の生徒10名と、コアSSH連携校である奈良高等学校と畝傍高等学校の生徒8名が授業を受けました。 なお、授業の様子は、6月30日付けの朝日新聞、及び奈良新聞で報道されました。
8月4日(日)の連携授業では、石田教授、松井教授による昆虫をテーマとした授業を実施しました。山辺高等学校の生徒6名と近隣の小学生2名を対象に、山辺高等学校の敷地内での昆虫採取、及び標本作りを行いました。生徒たちは、初めての標本作りにとまどいながらも、興味津々の様子で、昆虫の細部を観察していました。なお、8月5日付けの読売新聞に、この授業の記事が掲載されました。
今後も、このような連携・支援を継続させ、生徒たちの科学に対する興味・関心の向上につなげていきたいと考えています。