河合第一中学校 大学訪問(令和3年10月29日) 理数教育研究センター

理数教育研究センター

河合第一中学校 大学訪問(令和3年10月29日)

令和3年10月29日(金)に河合第一中学校2年生35名、引率教員6名が校外学習活動の一環として大学を訪れました。これは、理数教育研究センターの地域連携活動として実施し、大学での学びの体験を通じて将来の進路選択について考える機会を提供することを目的としています。当日は理数教育研究センターの教員3名が授業を行いました。後日、送られてきた生徒一人一人が書いた感謝状には、「普段、私たちが学んでいる内容とは違い、数学や理科の概念が自分の中で少し変わった気がしました。実験はとても面白いと気づくこともできました」「たくさんのことを研究して、それを私たちに伝えてくれる姿がとても印象にのこりました」といった感想が綴られていました。

  

講演:「工夫して測ってみよう」

講師:片岡佐知子特任准教授
身の回りのものを使って、「30秒を測る」装置作りに挑戦してもらいました。最初は、何から手をつければ良いのか戸惑う様子もみられましたが、様々なアイデアを出し合い試行錯誤しながら装置作りに取り組んでいました。

  

  

講演:「身の回りに潜む数学」

講師:舟橋友香准教授
マンホールのふたは、なぜ丸い?砂浜に手を埋めてから持ち上げると、砂はどんな模様になる?本授業では、体験を通して、学校で学んだ数学的知識と身近な現象とを結びつける学習を展開しました。

  

  

講演:「天文学者のおしごと」

講師:信川正順准教授
天文学者は夜になると望遠鏡をのぞいて新しい天体を探している・・・わけではありません。実は誰も見たことがない宇宙を見るため、誰も持っていない望遠鏡を天文学者が自ら作っているのです。本授業では天文・宇宙に関する仕事について紹介しました。また、大学の天文台の見学も行いました。