サイエンスルーム2008 - 奈良教育大学

サイエンスルーム2008 奈良教育大学

奈良教育大学

サイエンスルーム2008

サマースクール2008では、小学生に対して先導理数生企画による理科・数学実験ブースの出展を行うサイエンスルームを実施しました。

『ガードナーの帯を作ろう』

昔の数学者が考案した「ガードナーの帯」を実際に厚紙で作ってみました。問題は簡単、ただ帯を裏返すだけ。しかし、できるかな!?

    

『水が一瞬にして氷に!!過冷却について学ぼう』

びんに入った水をお皿に注ぐと・・・、あらら?不思議!氷の柱ができちゃった!どうして水が急に氷になるのか、過冷却という現象について学びました。

    

世界一よく飛ぶ紙飛行機!?

世界一よく飛ぶ紙飛行機の作り方を紹介し、みんなで飛ばしました。

      

『色素のパワーで花実染め! ~オリジナルカラーハンカチを作ろう!~』

みんなの身のまわりに生えている植物。実は身のまわりにある植物から染物ができるのです!今回の実験では、花実染めでオリジナルカラーハンカチを作りました。どんな植物がどんな色になるのか、どんなしぼり方からどんな模様ができるのかを体験しました。

    

教員によるサイエンスルーム

プロジェクト教員が小学生へ講義・実験を行いました。

講演:川の生き物とパックテストによる水質検査

講師:奈良教育大学  藤井智康

見た目では分からない川の水質について、川に生息している生き物の種類と数から判定するとともに、パックテストにより水質を調べました。実際に、見て、触れて自分の体験・体感から身近な川の環境を知りました。

    

講演:葉の光合成実験や気孔などの顕微鏡観察

講師:奈良教育大学  菊地淳一

光合成には光と水と二酸化炭素が必要で、水は根から、二酸化炭素は葉から吸収されます。葉には二酸化炭素を吸い、酸素を出すための穴である気孔があり、この気孔と葉緑体を観察しました。光合成によってできた糖類はデンプンの形でたくわえられますが、このデンプンをヨウ素-デンプン反応により観察しました。酸素の放出については、水草を使い気泡の発生により観察しました。