サイエンスルーム2009 - 奈良教育大学

サイエンスルーム2009 奈良教育大学

奈良教育大学

サイエンスルーム2009

サマースクール2009では、小学生に対して新理数生企画による理科・数学(算数)実験ブースの出展を行うサイエンスルームを実施しました。

『ポップコーンで感じる科学』

「ポップコーンで感じる科学」という実験を行いました。「普段おやつとして食べているポップコーンはどうしてできるのか?」「スイートコーンではできないのか?」といったことを、実験を通して子どもたちに考えてもらいました。実験中はパンパンとはじけてできるポップコーンに子どもたちは興味津々でした。普段なにげなく食べているものを使うことで、身近な所にもたくさんの不思議があるということが子どもたちに伝わったのではないかと考えます。子どもたちがより興味関心をもてるような企画をまた考えていきたいと思います。

       

『シャーベットリターンズ』

「飽和に近い食塩水を使ってシャーベットを作る」という方法で、シャーベット作りに挑戦しました。シャーベット作りを通して、凝固点降下という知識を身に付ける手助けができたと思っています。また、目の前で起こる現象に対してとても眼を輝かせている子どもの姿が印象的で、知的好奇心を身に付けてくれたと感じることができました。子どもたちにとってももちろん私たちにとっても良い体験となりました!

       

教員によるサイエンスルーム

プロジェクト教員が小学生へ講義・実験を行いました。

講演:水環境調査機器を使ってみよう!

講師:奈良教育大学 藤井智康
湖や海の環境調査が実際にどのように行われているか知っていますか?サマースクールでは、実際に使用している色々な観測機器を使って、計測してみました。見て・触れて・体験して水環境についていっしょに考えました。

       

講演:表面張力が決める最適な形

講師:奈良教育大学 常田琢
シャボン玉を作るには、ただの水ではいけません。セッケン水が必要なのはどうしてでしょうか? 汚れを落とすセッケンのはたらきと関係があるのでしょうか? シャボン玉を形作っている表面張力という作用について学びました。

       

講演:天体望遠鏡を作って、見てみよう!

講師:奈良教育大学 松山豊樹・和田穣隆
今年はガリレオが初めて望遠鏡で天体を観測してから400年です。それを記念して、小学生の皆さんと一緒に、一日目にレーザーポインターとレンズを用いた光の屈折実験をして望遠鏡の仕組みについて勉強しました。二日目には牛乳パック、凸レンズ、工作用紙を使って望遠鏡(倍率:3.4倍)を作り、グラウンドのフェンスにつけたキャラクターを眺めて性能を確かめました。