「サマースクール2021イン曽爾」DCV発表会 - 奈良教育大学

「サマースクール2021イン曽爾」DCV発表会 奈良教育大学

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「サマースクール2021イン曽爾」DCV発表会

9月27日(月)に奈良教育大学物理学実験室にて、サマースクール2021イン曽爾のDCV発表会を行いました。曽爾で行った科学・数学実験について、成果を発表しました。今後の反省点・感想などさまざまな意見交換をし、ウィンタースクール2022イン曽爾に向けて役立つ貴重な経験をしました。

葉脈標本を作ろう!

私たちは葉脈標本を作る授業を行いました。葉脈がもし一部だけ欠損していたり断たれたりしても栄養分や水分は断たれた先や葉の全体へ行き渡ることを確認して、どこを通っているのだろうかと疑問を持って作りました。葉脈標本を作ることで葉脈が網のような構造を持つことを確認しました。

反省・感想

  • 漢字が難しく、ワークシートへの記入に時間がかかった。
  • 葉の全体の葉脈を落とせなかった児童が多かった。実験の成功率を上げるための方法を考えるべきだった。
  • 必要な時間を正確に予想できなかった。

    

身の回りのもので石鹸をつくってみよう

せっけんの性質と作り方についての授業・実験をしました。初めに、せっけんがどのように汚れを落としているのかについてやせっけん分子の構造について説明しました。そのあと、せっけんを作るのに欠かせないアルカリ溶液を作る実験やそこで作ったアルカリ溶液とサラダ油を使って、せっけんを作る実験を行いました。

反省・感想

  • 1回目から2回目で実験の準備を生徒たちにも行ってもらうようにした。
  • 生徒に実際に振ってもらうことで反応前後の違いを実感していた。
  • 生徒との対話の時間が不十分だった。

    

図形と友達になろう~feat.一筆書き~

私たちはグラフ理論をもとに「一筆書き」をテーマにして授業を行いました。 数学とは一見関係ないように思える本テーマですが、そこに潜む法則性に気づくこと、実際に応用することには大きな数学的意義があります。 さらに、何となく知っていることをじっくり見つめる機会にもなります。 ありがちなグラフから、私たちが独自に作ったユニークなグラフを使った問題を作ることで、楽しみながら生徒たちに学習してもらうことができました。 普段やらないような授業として、大いに学び、楽しんでもらえたと思います!

反省・感想

  • 生徒とのコミュニケーションを活発に行うことができ、良い雰囲気の授業が行えた。
  • 自分で問題に取り組む!となった時、手が動かない生徒が見られた。よりわかりやすい具体的な指示を生徒に与えるべきだった。
  • 動画を見て振り返ると板書がわかりにくい部分があり、板書計画に不備があったと感じた。