日本-シンガポール間の遠隔交流プロジェクト:通信テストを実施(平成23年3月16日、17日) 理数教育研究センター

理数教育研究センター

理数教育研究センターは、大阪大学と連携し、シンガポールのYishun Town Secondary School(毅道中学校)と、附属中学校・奈良女子大学附属中等教育学校との遠隔交流プロジェクトを計画しています。日本とシンガポール間をTV会議システムで接続し、科学をテーマとした遠隔授業を平成23年度に実施する予定です。今回は、遠隔授業に使用予定のシステムを用いた通信テストを実施しました。
遠隔授業では、より臨場感のある学習環境を構築するために、大阪大学が開発した「超鏡(ハイパーミラー)」システムを使用します。超鏡は、遠隔地点の画像を合成することにより、あたかも同じ場所にいるような仮想空間をモニター画面上に作りだし共有することで、遠隔地点間のコミュニケーションを円滑化させる遠隔学習ツールです。通信テストでは、HD高精細テレビ会議システムを附属中学校と本学に設置し、シンガポールと接続しました。また、本学における通信テストでは、超鏡システムもあわせて設置し、Yishun Town Secondary SchoolのTan校長とWee教諭と打ち合わせを行いました。

  

  

<参考>

大阪大学大学院 人間科学研究科 前迫孝憲研究室