新理数プロジェクトの教育プログラムの一環として、学内サテライトにおいて一条高校の教員とともに教材研究を行いました。その中では、可視光通信装置が教材として開発され、高校生への可視光通信装置の製作指導を行いました。そして、薬師寺のご協力を得て、その可視光通信装置を「涅槃図」と「樹齢2000年のヒノキの切り株」の２つの展示物に音声ガイダンスとして使うという「薬師寺プロジェクト」を実施しました。小中学生がお寺に泊まり込んでお坊さんの暮らしを知るという「寺子屋」というイベントとコラボレーションし、8月3日には寺子屋の子供たちに利用してもらい、また、8月4日と5日には一般公開しました。さらに、この薬師寺プロジェクトの基盤となった可視光通信装置の高校生へ製作指導の教育的効果について、島根大学で行われた日本理科教育学会で発表しました。
