金星の太陽面通過観測(平成24年6月6日) 理数教育研究センター

理数教育研究センター

6月6日(水)、朝7:00すぎから金星と太陽が重なり始めるとの予報でしたが、厚い雲に覆われ太陽さえ見えませんでした。しかし、8:00すぎからようやく晴れ間が見え始め、先日の金環日食で使った日食グラスで観察すると、太陽の縁から少し内側に入ったところに小さな丸い影が見えました。その後、小さな丸い影は徐々に移動して、13:47には太陽から完全にはずれました。その間、太陽黒点とのコラボレーションも見られました。太陽と金星のみかけの大きさをしっかり確認できました。

(和田穣隆教授撮影)