東光小学校 教員研修会(平成26年8月21日) 理数教育研究センター

理数教育研究センター

平成26年8月21日に京都府精華町立東光小学校の教員26名を対象とした教員研修会を実施しました。この研修会は、東光小学校との相互交流を目的として昨年度より実施しており、今回が2回目の開催となります。

研修会前半では、「時間」をテーマとした講義を行いました。振り子や水時計などをグループ毎に制作し1分間の計測を行うワークショップや、時計の歴史と秒の定義の変遷について解説しました。

研修会後半は、生物の石田教授と化学の堀田准教授が研究室を案内し、実験装置の見学や研究内容についてのミニ講義、教材として作成したデジタル虫図鑑の紹介などを行いました。

研修会終了後に実施したアンケートでは、「1分間を計る実験は、子どもも興味をもって取り組めるものだと思ったのでやってみたい。」「実際に活動したり、専門的な話も聞かくことができ、また、子どもたちのためになる資料も紹介してもらい、とても充実した時間となった。」「図鑑を独自に作成したり、ネットでの質問を受け付けているのが素晴らしい取り組みだと思った。」などの感想が寄せられました。

今後も連携を推進し、魅力ある授業作り、教材作りを目指して、学校現場の先生方と大学教員が相互に意見交換できる、このような機会を設けていく予定です。

  

  

<参考>

新理数ニュース「東光小学校 教員研修会(平成25年8月20日)」