奈良県立青翔中学校 二上山地学実習(令和7年11月8日) 理数教育研究センター

理数教育研究センター

奈良県立青翔中学校 二上山地学実習(令和7年11月8日)

香芝市屯鶴峯は約1500万年前、二上山付近で起こった火山活動に伴って形成された火山噴出物(火砕流堆積物などの火砕岩)でできています。令和7年11月8日(土)、ここで奈良県立青翔中学校の二上山地学実習が行われ、本センターの和田穣隆教授が講師として中学1年生40人に観察実習を指導しました。まず屯鶴峯の火山噴出物の成り立ちについて説明があったあと、まっ白な凝灰岩層やブツブツとした火山豆石など特徴的な火山噴出物を観察しました。生徒たちは積極的に観察しては質問をしていました。観察を終えたあと、1500万年前の紀伊半島周辺が複数のカルデラを形成するような大規模な火山活動が起こっていた場所だったとの説明もあり、生徒たちは驚いていた様子でした。

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