サマースクール2026イン曽爾 理数教育研究センター

理数教育研究センター

サマースクール2026イン曽爾

奈良教育大学理数教育研究センターでは、令和8年8月31日~9月1日の2日間、曽爾小中学校において「サマースクール2026 in 曽爾」を開催しました。本サマースクールは、曽爾村との包括連携協力協定に基づく取組として実施したものです。
当日は、本学の理数教育プログラムに参加する学生や教員が、理科・数学(算数)の実験や体験を取り入れた授業を行いました。また、授業だけでなく、大学生と児童・生徒との交流の時間も設け、学びや進路について語り合いました。
大学生と子どもたちが、普段の学校生活とは異なる学びや交流を通して、それぞれに新たな発見や気づきを得る2日間となりました。

過去のサマースクール イン 曽爾

開校式

開校式では、平松校長先生からお言葉をいただき、続いて藤井センター長、新理数2回生代表から挨拶がありました。 参加者が顔を合わせ、いよいよ2日間のサマースクールがスタートしました。

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大学生とトーク

7~9年生対象の授業を担当する学生が、生徒を対象に「大学生とトーク」を行いました。大学生一人ひとりが、中学生の頃のことや、理科・数学を好きになったきっかけ、大学で学んでいることなど、それぞれの経験や思いを1分程度で紹介しました。その後、生徒の近くに分かれて座り、学校生活や勉強のことなどについて自由に話をしました。大学生の経験や考えに直接触れながら、生徒たちもさまざまな質問をしたり、自分のことを話したりするなど、和やかな交流の時間となりました。

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チャレンジ!サイエンス

7~9年生に対して、新理数生企画による理科や数学に関する授業「サイエンス・ブース」を行うチャレンジ!サイエンスを実施しました。
ここからは、実際に授業を担当した学生のレポートとともに、当日の様子をご紹介します。

シンプルに彩る私たちのまち

奈良県をはじめ、いろいろな地図、図形の塗り分け問題について扱いました。「四色定理」という隣り合う領域を違う色で塗り分ける時、最低4色あれば全ての領域を塗り分けられるという定理について紹介しました。式を立てたり、図形の性質など、数学と言われて思いつくような分野に全く触れないような普段とまた違った雰囲気の数学を親しみを持って味わうことができました。

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十円玉をきれいにしよう!

今回は、初めての授業ということで、生活の中で身近である10円玉を用いて授業をしました。どのように伝えたらわかりやすいか、そして理解しつつも、楽しい、面白いという授業をするにはどうしたらいいかを考えてきました。その結果として、多くの笑顔が見れたり、自分では思いつかないような結論に至ったりと、授業をする立場でありながら様々なことを学びました。この経験を今後に活かせるよう、日々精進します。

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ストローを使って気圧を学ぶ

「ストローを使って気圧を学ぶ」をテーマに、教科書で学ぶ内容を、身の回りのものを使った実験を通して身近に感じてもらうことを目標に授業づくりを行いました。はじめに「気圧とは何か」を学び、気圧を体感する実験、ストローの仕組みを考えるという流れで授業を構成しました。特に気圧の説明では、高校物理の知識を用いて、「空気を構成する粒子」というミクロな視点から気圧が生じる仕組みを説明しました。

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夕方の空はなぜ赤いの?

「夕方の空が赤い」という当たり前のようにも感じられる現象に目を向け、その理由について考えました。分光器を用いて白色光には様々な色が含まれていることを確認したり、ペットボトルと懐中電灯で夕方の空を再現する実験を行ったりしました。実験結果と私達が普段目にしている空の様子をリンクさせながら、夕方の空が赤い理由を探ることができました。

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数学のマジックを作ってみよう!

「数字当てマジックから文字式の活用を学ぶ」というテーマで、任意に選ばれた数字が計算を用いたある操作によってどのように変化していくのかを、文字式を用いた立式や計算を通して授業しました。実演した数字当てマジックの手順を変化させることで、結果がどのように変わるのかを実感し、数の仕組みや関係を文字式を用いて整理できることを伝えました。

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かたい水とやわらかい水って?

「硬い水と軟らかい水」、つまり「水の硬度の違い」について学ぶ授業を行いました。実験では、硬水としてフランスの「コントレックス」、軟水として「いろはす」などを用い、飲み比べや石鹸の泡立ちの比較を行いました。見た目は同じ「水」でも、含まれている「成分」によって味や性質が異なります。実際に五感を使ってその違いを体験し、水の硬度について理解を深めました。

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お腹いっぱいになれるのはどっちだ!

ピザに見立てた図形の大きさを比較することで、単純でない図形の大きさ(面積)をどのようにして求めるかを考える授業を行いました。既知の図形で隙間を埋めていくことで求めたい図形の面積に近づけていくことで、積分の根本的な考えに子どもたちが触れられるようしました。また、実際に手を動かして考えることで「数学の泥臭さ」を感じ、試行錯誤して問題に向き合うという経験を行うこともできました。

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サイエンスルーム

3~6年生に対して、新理数生企画による理科・数学(算数)に関する授業「サイエンス・ブース」を行うサイエンスルームを実施しました。
ここからは、実際に授業を担当した学生のレポートとともに、当日の様子をご紹介します。

目指せ!!一筆書きマスター!!

今回は「一筆書き」をテーマに算数の授業を行いました。授業では一筆書きめいろ、一筆書きできる形とできない形を見分ける、一筆書きできるときの条件を考える活動を行いました。特に、授業では一筆書きには色々な解き方がある、一筆書きできる形でも始める位置によってはできなくなることを取り上げました。子ども達は実際に手を動かしながら考え、一筆書きの算数的な魅力を感じることができました。

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曽爾高原の地形を見てみよう

授業では、曽爾村に住む子どもたちにとって身近な場所である「曽爾高原」を題材として取り上げました。普段何気なく見ている曽爾高原が、実は地すべりによって形成された地形であることに着目し、実体鏡を使って航空写真を観察する活動を行いました。実際に自分の目で地形の特徴を確かめる体験を通して、曽爾高原の成り立ちを楽しみながら理解できる授業を目指しました。

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サイコロのヒミツを解き明かせ!

算数の時間として、簡単な確率を取り扱いました。赤3面、青2面、黄1面のサイコロを同時に2つ振った時、赤が2つ出るパターンがいちばん多いかと思いきや、実際に何度も振って調べてみると、赤1つと青1つになるパターンが1番多くなるということを発見し、その理由も6×6の図を用いて感覚的に理解する授業を行いました。確率に対する理解度を高めることを目的としつつ、実験もある楽しい授業を目指しました。

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大学生と振り返りのお喋り会

3~6年生対象の授業を担当する学生が、授業で使用した教材などを囲んで、3~6年生と「振り返りのおしゃべり会」を行いました。 大学生から「今日の授業はどうだった?」「どこが一番楽しかった?」「難しかったところはあった?」など、授業を振り返る問いかけをしながら、3~6年生との会話を楽しみました。 授業中には聞けなかった子どもたちの感想や疑問に耳を傾けたり、教材をもう一度手に取って話したりするなど、授業をきっかけにさらに交流を深める時間となりました。

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教員によるサイエンスルーム

プロジェクト教員が3~6年生と1~2年生を対象に、身近な自然に触れる体験活動を行いました。

講演:チリメンモンスターをさがせ!(3~6年生対象)

講師:奈良教育大学 藤井智康

海の環境と生態系について考えるために、「チリメンモンスターをさがせ!」を 行いました。海の中にいる魚の稚魚(仔魚)、 エビ・カニ類、イカ・タコ類などを普段、食事で食べている「ちりめん」の中からさがし、 食物連鎖について考え、 どの生き物がいなくなっても海の環境は良くならず、我々の食生活にも大きな影響を 及ぼす可能性があることを一緒に考えました。子どもたちは、真剣にチリメンモンスターをさがし、見つけたモンスターを同定(分類)していました。

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講演:虫とり(1~2年生対象)

講師:奈良教育大学 石田正樹、小長谷達郎

1・2年生は学校のまわりで虫とりをしました。大学の先生や学生のお兄さんお姉さんといっしょにいろいろな虫をとりました。はじめは雨がふっていただけれど、晴れたらいろいろな虫がでてきましたね。グラウンドには大きなバッタがたくさん。学校のかべには大きなクモやめずらしいガもいました。さいごはきょうしつにもどってからずかんでつかまえた虫をしらべました。アキアカネ、ウスバキトンボ、クルマバッタモドキ、ショウリョウバッタ、エンマコオロギ、オキナワルリチラシ、ナガコガネグモ…。ことしもたくさんの虫たちにあえました。

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閉校式

閉校式では、平松校長先生からお言葉をいただき、続いて今回のサマースクールの運営を担当した岳川先生から、2日間を振り返ってのメッセージがありました。その後、新理数2回生代表と曽爾小中学校生徒代表による挨拶が交わされました。こうして、2日間のサマースクールは無事終了しました。

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奈良テレビ放送の取材

「サマースクール イン 曽爾」の様子が9月1日に奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」にて放送されました。

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