5月31日、体育会所属団体の学生を対象に熱中症対策研修会を開催しました。
本研修会は、課外活動中の熱中症による事故防止を目的としており、昨年度に引き続いての実施となりました。今回は、長年スポーツ現場で医師として携わってきた保健体育講座の笠次教授から熱中症に関する予防及び初期対応についての講演が行われ、参加した約60人の学生たちは熱心に耳を傾けていました。その後、学生たちは所属団体ごとに熱中症対策用のEAP(緊急時対応計画)の作成に取り組み、熱中症発生時を想定した役割決めや対応フローを確認するとともに、普段の練習場所でAEDや熱中症対応のための資機材がどこに設置されているか改めて見回りを行いました。
参加学生にとって、今回の研修会を通して得た経験は、課外活動にとどまらず、将来、教員として子どもたちの安全を守る立場になるうえでも非常に有意義なものとなりました。
熱心に耳を傾ける参加学生
資機材を確認する参加学生