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特色ある教育研究

『地域と伝統文化』教育プログラム(大学院)

「奈良の文化」継承と発信

 奈良教育大学が位置する奈良は、日本有数の伝統文化・文化財集中地域であり、古くは世界に開かれた国際的な文化交流の拠点でもありました。「地域と伝統文化」教育プログラムは、その豊かで広範な奈良の伝統文化・文化財を基軸に、日本各地やその源流としてのアジア地域などの伝統文化・文化財との関連性を探り、同時にアジアを中心とする諸地域との異文化間の相互理解なども鍵として、大学院教育を充実させることを目的としています。

 本教育プログラムは、伝統文化・文化財教育と異文化理解教育の二つの系で積み重ねてきた研究・教育実績に裏づけられ、全学に開かれた教育プログラムとして、平成19年度に大学院教育改革支援プログラム(のち「組織的な大学院教育改革推進プログラム」と改称)に採択されました。3年間の実施期間後も、奈良に位置付く教育大学の特色あるプログラムとして取り組みを継続しています。

教育プログラム設置の趣旨及び目的

 奈良教育大学は、高い知性と豊かな教養を兼ね備えた「有能な教育者」の養成を目標として、奈良の地域文化の向上に貢献し、さらにはアジアを視野に入れた教育研究上の国際交流を推進するという目標・方針に沿って、学部・大学院における教育研究活動を鋭意、展開中です。 とりわけ大学院においては、平成16年度の大学院改組により新設した教育実 践開発専攻を中心に、地域文化に関する教材開発を蓄積してきました。

大学院改革 全大学院生に開かれた教育プログラム

 平成20年4月に教職大学院が設置されることに伴って大学院を改組し、教育実践開発専攻を発展解消することになりました。この専攻のカリキュラム開発専修における、「伝統文化・文化財」教育、「異文化理解」教育に関する教育研究実績には顕著なものがあります。その実績を、地域文化の向上に資するという中期目標に沿い、「地域と伝統文化」教育プログラムを全大学院生に開かれた教育プログラムとして展開することで、特色ある教育として深化させつつあります。

リーダーシップを発揮する教育者を養成

 本教育プログラムは、奈良の伝統文化・文化財に即した素材を媒介として、地域文化一般の理解と教材化への汎用を図ります。広範に規範性を保ち続けた奈良文化について、学際的・教科横断的な認識・理解を形成し、知識基盤社会を多様に支える高度専門職業人としてのリーダーシップを発揮する教育者を養成することを目的としています。

アジア教育大学国際交流教育ネットワークの構築

 本教育プログラムは、アジアの留学生に対する教育を重視する本学において、 日本文化に興味を持つ大学院留学生、とりわけ教員研修留学生に提供される魅力ある大学院プログラムとしての性格を併せ持っています。中期目標に掲げている「アジアに重点を置いた国際化」の観点から、すでに協定を結んでいる嶺南大学校・インドネシア教育大学・西安外国語大学に加えて、アジア諸国の教員養成 大学との新たな協定を視野に入れ、アジア教育大学国際交流ネットワーク構想を実現します。

履修方法

  • 共通コア科目

「世界の中の奈良ー伝統と継承・発信」 (必修:2単位)

  • 実践コア科目(専修専門科目)

「伝統文化発信法Ⅰ」[理科教育(文化財科学を含む)専修] 「伝統文化発信法Ⅱ」[造形表現(美術・書道)伝統文化教育専修] 「伝統文化発信法Ⅲ」[国語教育・日本語日本文化教育専修。令和3年度開講されるかは未確定。令和2年度の受講が望ましい] (3科目のうち2科目以上を選択必修:4~6単位)

  • 深化科目

以上のコア科目(4科目)をプログラムの中核に据え、その他各専 修で内容を深める科目を開設。

 共通コア科目、実践コア科目、深化科目より合計22単位を習得したものに「プログラム修了証書」を交付します。

「地域と伝統文化」教育プログラムの構造(令和2年度版)

お問い合わせ先(プログラムについて)
奈良教育大学 山岸公基研究室
Tel:0742-27-9221
E-mail:yamagisi
お問い合わせ先(履修について)
奈良教育大学 教務課 大学院担当
Tel:0742-27-9322
E-mail:kyoumu

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