1 社会認識力と実践的教育力を育成
社会科教員には社会についての幅広い認識と、それを児童・生徒に伝え、よりよい社会についてともに考えていく実践力が不可欠です。文献・各種資料(史料)、奈良県の豊かな自然と歴史環境を活かしたフィールドワーク、闊達な議論を通して、理論と実践の両面から、社会認識力と実践的教育力を培います。
社会科教員には社会についての幅広い認識と、それを児童・生徒に伝え、よりよい社会についてともに考えていく実践力が不可欠です。文献・各種資料(史料)、奈良県の豊かな自然と歴史環境を活かしたフィールドワーク、闊達な議論を通して、理論と実践の両面から、社会認識力と実践的教育力を培います。
小学校、中学校(社会)、高等学校(地理歴史・公民)の免許を取得することができます。
小学校教員でも高い専門性に裏付けられた教科指導力はつよみです。
ゼミでの学びと卒業論文研究では、少人数ならではの懇切な指導と深い学びが可能です。
ゼミでは専門分野の文献講読などを通じて、それぞれの分野の研究の成果と方法を学び、それを活かして自分の選んだテーマについて深く掘り下げ、卒業論文をまとめます。
社会科を構成する広範な諸学問を通じて人間と社会について学び、その成果を次世代に伝えるための社会科教育学を学ぶことで、多領域にわたる社会科教育に対応できる教員としての資質を養います。
地図で地域の変化を見たり、ハザードマップの読み方を学んだりします。写真は「被災地としての神戸に学ぶフィールドワーク」。また、学生が作った地理学習動画を大学のYouTubeチャンネルで公開しています。
食と農、伝統音楽、野生動物、廃村、インバウンド観光、地域の教育力などのテーマを持ち、五感で地域に学ぶ教養科目です。
1年次に、大学での学びに必要な力を伸ばします。写真は、奈良の伝統文化の大事な要素である工芸をテーマに、作家さんや博物館などとの連携で、子ども向け展示をおこなった時のものです。
社会科教育専修では、地理学・歴史学・法学・社会学・哲学など様々な学問を通して、自分の興味を深めることはもちろん、高校までに勉強したことのない分野や視点を学ぶことができます。
また、教科の内容をどのように子どもたちに伝えるのか、といった授業づくりの視点や方法についても学べるため、教師としての大切なスキルを身に付けることもできます。
奈良教育大学には、身近に文化遺産など社会科の教員として利用できる教材がたくさんあるため、社会科の教師としてのスキルを高める環境もとても良いと思います。奈良教育大学で、より実践的で深い学びと充実した大学生活を送りませんか。
日本史概説Ⅰ・Ⅱ/地理学概論/地誌学概論/社会学概論/政治学/経済学/西洋史/法学/社会科教育研究Ⅰ~Ⅳ/日本史研究Ⅰ~Ⅳ/西洋史研究Ⅰ~Ⅳ/地理学研究Ⅰ~Ⅳ/法学・政治学研究Ⅰ~Ⅳ/社会学・経済学研究Ⅰ~Ⅳ/哲学概論/倫理学概論/哲学・倫理学研究Ⅰ~Ⅳ
・〔初等教育履修分野〕小学校教諭一種 等
・〔中等教育履修分野〕中学校教諭一種(社会) 等
年度によって若干のばらつきがありますが、小・中・高の教員が70%、企業・公務員が20%、大学院進学が10%となっています。
分野 | 職名 | 氏名 | 研究題目 |
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社会科教育専修 | |||
歴史学 | 教授 | 今 正秀 | 日本古代・中世史(平安時代を中心に) |
地理学 | 教授 | 根田 克彦 | 都市内小売業地域の分化 |
社会学 | 教授 | 渡邉 伸一 | 公害・環境問題を中心とする社会学的研究 |
歴史学 | 教授 | 西田 慎 | ドイツ現代史(特に戦後史)、ドイツ政治史 |
地理学 | 准教授 | 河本 大地 | 地域の多様性を生かした社会づくり |
哲学・倫理学 | 准教授 | 梶尾 悠史 | フッサール研究に基づく知覚経験の現象学的分析 |
社会科教育 | 准教授 | 太田 満 | 初等社会科教育、多文化歴史教育、移民学習 |
法学 | 准教授 | 奥田 喜道 | スイス憲法を中心とした比較憲法 |
経済学 | 特任教授 | 森 伸宏 | 金融論および産業組織論 |