@list_teacher_幼年教育専修 幼年教育専修 - 奈良教育大学

幼年教育専修 教育学部

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研究シーズ集
学部・大学院

誕生から、 乳幼児、 児童期にわたる子どもの発達を見通せる教育(保育)のプロを育てます。

学びのポイント

  • kid_01

    1.幼稚園教諭に加え、保育士、小学校教諭の免許・資格の取得をめざす

    幼稚園・保育所・こども園・小学校といった種別を越えて、幼年期の子どもの発達と教育(保育)を長いスパンから捉え支える保育者や教師をめざします。とくに、幼稚園と保育所の一体化施設である認定こども園が増えてきた今日、0歳からの子どもの学びと育ちに対応できる力の育成をめざします。

     
  • 2.日本初の国立大学附属こども園で、学んだ理論を活かして実践を行う

    保育者・教師は、自分の思いや知識・技術などを子どもたちに伝える仕事です。本専修では、附属こども園と密接に連携して保育者・教師の育成を行っています。座学のみならず、演習や実習形式の授業を多く取り入れるとともに、附属こども園で子ども達と実際に関わりながら実践と理論を往還しつつ学びます。子ども達と共にからだとこころを動かし、学びを伝える経験を重ねます。

  • kid_03

    3.学外で実践を深め、地域とつながる

    奈良市内の幼稚園、保育所、こども園などで保育の補助を行う「スクールサポート」、奈良市の子育て支援拠点事業と連携して子育て広場で行う絵本の読み聞かせ活動、地域の提携こども園に出向いて模擬保育を行う実践授業、附属こども園で地域の妊婦や保護者、赤ちゃんを募って実施する「カムカムベビー」、「すくすくベビー」の補助など、学内で学んだことを実践する場が開かれています。

学びの領域

子どもを知り、保育のあり方を学ぶ4つの領域

図に示す4つの領域から、就学前期の子どもの発達と教育(保育)を総合的に捉え、小学校教育との接続を意識した教育内容を編成する視点を養います。

幼年教育専修の授業

  MON TUE WED THU FRI 集中講義
1・2時限 初等教科教育法(社会科) 小学校音楽I 小学校生活 教育実習・事前指導   子ども文化論
3・4時限 生徒指導・キャリア教育 初等教科教育法(国語)   教育実習・事前指導   子どもの保健
5・6時限

社会的養護内容

保育内容総論   幼年心理学特講   障害児保育
7・8時限 小学校理科          
9・10時限 初等教科教育法(英語)          

3回生前期の一例

  • 幼年心理学特講

    乳幼児の他者理解などについて、心理学的な学びを深めます。実習でふれあった子どもの姿と重ねあわせて議論し、子どもを理解するための視点を培います。

  • 保育内容総論

    保育の過去と現在を学び、保育の「これから」を考えていく授業です。保育内容の5領域を総合的に捉え、子どもの育ちを支える保育について、グループワークなどを通して学びを深めます。

  • kid_09

    子ども文化論

    子どもの遊びを豊かにするために必要な知識や技術を、実際に玩具や人形を作って遊んだり演じたりしながら、習得することをめざします。

主な開講科目

教育・保育とカリキュラム/社会福祉論/子どもの食と栄養/幼児理解(教育(保育)相談を含む。)/子どもと言葉/社会的養護内容/保育内容研究/子ども文化論/子ども家庭支援論/幼年教育総合研究/子育て支援/保育者論

授業の詳細はシラバスからご覧いただけます。「教育学部 シラバス」から科目名を検索のうえ、ご覧ください。

 

在学生の声

「実践的に学ぶ」幼年教育専修3回生 今井綾音さん

 幼年教育専修では、大学の教室で行われる座学の授業を通して学ぶだけでなく、大学附属こども園や近隣の保育所を実際に訪れて保育の様子を観察したり、企画を通して実際に子どもたちと関わったりというように、実践的に学ぶこともできます。2回生で行う保育実習と施設実習、3回生で行う教育実習の他にも、子どもと関わる機会が多くあるため、講義で学んだことと照らし合わせて学びを深められることが特徴的です。また、それらの豊富な実習の機会の中には、自分が子どもたちの前で保育を行う機会もあるため、保育者として様々な経験を積むことができます。これらの学習を通して、教育者としてのスキルを獲得し、幼稚園教諭一種の免許、保育士資格、小学校教諭一種の免許などを取得することが可能です。

 また、幼年教育専修には優しく相談に乗ってくださる先生も、学年に関係なく楽しく会話をすることができる先輩もいて、新しい仲間と学べることを心待ちにしています。子どもが好きな方、将来子どもと関わる仕事に就きたい方、私たちと一緒に幼年教育専修で学んでみませんか。

教育実習体験記

教育実習体験記はこちら 

学生による幼年教育専修PR動画

2021年度作成(※所属や内容は作成当時のものです。)

取得できる免許状、卒業後の進路

取得できる免許状

・幼稚園教諭一種 ・保育士 等

幼年教育専修の卒業生の教員免許状・保育士資格の取得実績一覧はこちら

卒業後の主な進路

幼稚園・保育所や認定こども園に採用されています。その他、小学校教諭・学童指導員など、幅広い場で活躍しています。いずれも大半が公立機関(公務員)です。

教員採用試験合格体験談はこちら 

 

活躍する卒業生を紹介

・奈良市立保育園勤務(幼年教育専修2019年3月卒業)   (広報誌「ならやま」2023春 掲載)

・富田林市立保育園勤務(幼年教育専修2017年3月卒業)(広報誌「ならやま」2021夏 掲載)

教員および専門分野

教員の研究・研究室の紹介

教員の研究内容や研究室などについて、広報誌等で紹介した記事をご覧ください。※所属および記事の内容は、作成当時のものです。

教員の研究内容をもっと知りたい方は、下記表の教員氏名をクリックし、教員個人ページ内の「研究シーズ」をご覧ください。また、「研究シーズ」一覧からもご覧いただけます。「研究シーズ」とは教員の研究内容をA4一枚にまとめたものです。(WEBからお読みいただけます)
奈良教育大学 大学教員「研究シーズ」一覧はこちら

分野 職名 氏名 研究テーマ
幼年教育専修
幼年教育学 教授 廣瀬 聡弥 子どもの遊び、保育における環境の役割、および保育者の熟達
保育内容、発達心理学 准教授 藤崎 亜由子 子どもと生きものとの関わりに関する発達的研究
幼年心理学 准教授 大西 賢治 子どもの心やさしさ、利他性に関する研究
養護・福祉 准教授 厨子 健一 福祉専門職のスクールソーシャルワーカーが学校教育現場にもたらす変化・効果
幼年教育(児童福祉学) 特任講師 神原 知香 出生登録と公証のあり方に関する研究
発達心理学・保育学 特任助教 山本 展明 森のようちえんにおける幼児の心の発達について