1 発達段階に応じた日本語運用力の育成
国語教育専修では小学校教諭一種免許と中学校教諭一種免許(国語)、加えて必要単位を履修すれば、高等学校一種免許(国語)を取得できます。
成長とともに大きく変化する子どもたちの国語力に対応しながら、無限の可能性を秘めた子どもたちの国語力を最大限に引き出せる教師を目指します。
国語教育専修では小学校教諭一種免許と中学校教諭一種免許(国語)、加えて必要単位を履修すれば、高等学校一種免許(国語)を取得できます。
成長とともに大きく変化する子どもたちの国語力に対応しながら、無限の可能性を秘めた子どもたちの国語力を最大限に引き出せる教師を目指します。
授業では個人やグループでの発表を多く取り入れ、活発な議論が行われます。少人数であるため自然と発言・発表の機会が増え、教員からもきめ細かな指導を受けることができます。また、地元奈良や周辺のフィールドを生かした学外での研修も積極的に行っています。
国語教育専修は、教員、学生、大学院生そして卒業生とが一体となって奈良教育大学国文学会を組織し、研究発表会の開催、機関誌 『国文─研究と教育』の刊行を行っています。現場に出た卒業生の研究発表や教育実践報告も行われ、先輩から直接に学ぶことができます。何より人間的なつながりを大切にしています。
ことば・文学・教育の3領域から構成されるカリキュラム。2年までに各領域の基礎を学び、3年以降は各自が専門領域に選んだ研究室で学びを深め、その成果を卒業論文にまとめます。
日本語学の基礎について学び、国語科教材の作成について考えることができます。
国語科教育の内容や方法を学び、今日の国語科教育における教材開発の観点や方法について考える授業です。
国語科教育の基礎理論を学び、卒業論文に必要な研究発表能力を身につけるゼミ形式の授業です。
中学校の国語科教員として求められる基礎的知識や技能を学ぶ授業です。
国語教育専修では、国語科教育に関することはもちろん、漢文学・近代文学・古典文学・日本語学といった専門的な分野についても学習することができます。3回生以降はそれぞれの興味のある分野の研究室に所属して学習・研究をしていきます。他大に比べて学生数が少ないため、先生方との距離が近く一人一人に丁寧に指導をしていただけるのは奈良教育大学の良いところです。また指導だけでなく相談にも乗ってくださるので、安心して学生生活を送ることができます。学生間においても、国語教育専修は特に先輩・後輩とのつながりが強く、私自身相談したり相談に乗ったりしています。是非私たちと一緒に充実したキャンパスライフを送りましょう。
初等教科教育法(国語)/日本文学概説Ⅱ/日本語学概説Ⅱ/日本文学史Ⅰ/中等教科教育法Ⅱ(国語)/近代文学研究/漢文学研究/古典文学演習Ⅰ/国語科教育学演習Ⅱ/国語(書写を含む。)/近代文学演習Ⅰ/日本語学研究Ⅰ
・〔初等教育履修分野〕小学校教諭一種 等
・〔中等教育履修分野〕中学校教諭一種(国語) 等
昨年度は卒業生のうち80%以上が、小学校、中学校、高等学校の教員として就職しています。その他の進路は、一般企業への就職、大学院進学などがあります。
分野 | 職名 | 氏名 | 研究題目 |
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国語教育専修 | |||
国語科教育 | 教授 | 棚橋 尚子 | 漢字・語彙指導の実証的研究、国語科教育におけるイメージの研究 |
国語学 | 教授 | 前田 広幸 | 日本語音声・音韻の研究 |
国文学 | 教授 | 日高 佳紀 | 日本近代文学と社会制度、読者論、大衆文化 |
漢文学 | 教授 | 橋本 昭典 | 中国思想、日本漢文学 |
国文学 | 准教授 | 有馬 義貴 | 平安時代の文学(特に『源氏物語』 などの物語文学)、古典教育 |
国語科教育 | 特任准教授 | 米田 猛 | 表現指導、語彙指導、伝統的な言語文化の指導、教材開発、授業研究 |