専門職学位課程(現職教員派遣)【学校教育マネジメントコース 教育情報化マネジメント領域】 - 奈良教育大学

専門職学位課程(現職教員派遣)【学校教育マネジメントコース 教育情報化マネジメント領域】 奈良教育大学

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専門職学位課程(現職教員派遣)令和7年4月入学【学校教育マネジメントコース 教育情報化マネジメント領域】

※所属および記事の内容は、作成当時(令和7年度)のものです。

【大学院進学を決めた理由】

 私は大阪府の教員です。大阪府には奈良県のように、現職として派遣されるシステムがないので、現在は2年間の休職という形で学生生活を送っています。「自己啓発休暇」というものになります。なので、2年目の実習は自分の所属校で行いますし、今年度も所属校での研究授業や研修に参加することもあります。

 大学を卒業してすぐ教員生活をスタートしたときは、自分が大学院へ進学するとは全然考えてもいませんでしたが、入ってみるとストレート生も現職生も世代をこえて、様々な価値観で忖度なく話し合えるというのもがとても面白いです。私自身「勉強」は特段好きでもなかったですし、若くて経験が浅いうちの毎日は本当にハードで、そんなことを考える余裕もありませんでした。しかし、初任校の中学校で、3年間担任として継続的に生徒たちと関わる中で、その成長ぶり、学びぶり、葛藤ぶりに刺激されもっと学びたいという気持ちが出てきました。小中連携枠での採用だったので、現在は小学校で働いていますが、昨年度は小学校一年生の担任をして、その学びぶりがうらやましく、学ぶことの楽しさを子どもたちに教えてもらったことも進学を決めた理由の一つです。 ここ奈良教育大学の教職大学院に、自分が学びたい、話を聞きたいと思える先生がいたことも大きいです。話してみたいと思える人と出会える、ここでなかったら出会えなかった友だちができるというのが、入ってよかったなと強く思うところです。現職の先生も9人いて、入学後すぐに現職の授業があるので、若い人ばかりの中なのかな?みたいな不安がもしあれば、それは大丈夫ですよ、ということをお伝えしたいです。

【普段の院生生活】

 普段は学部生のころより、また教員のころより、ゆったりとしたスケジュールで学んでいます。休職して入学という形を決めた一つに、「本をたくさん読みたい!」という気持ちがあったので、入学して半年で100冊以上の本を読みました。働いていると、すぐに使えそうな授業のテクニック的な本を手にとりがちでしたが、今は大好きな小説を中心に、さまざまなジャンルの本を読んでいます。授業でふれた本をすぐに図書館に行って借りることもあります。電車の中が一番読書がはかどるので、大阪から通う電車内ではスマホをさわらずに本を読むと決めています。大学の図書館と、奈良県立図書情報館と、常にどちらでも本を借りている状態です。

 

 また、夏休みにはオーストラリアとインド、国内もいろいろと旅に出ました。比較的夏にゆっくりできる教員という立場でも、なかなか行けなかった場所に行けるというのはとてもありがたいです。「学ぶ」ということは机に向かってすることだけではない、ということを身をもって体感しています。「いつかやってみたい」けど制約があり難しかったことにチャレンジするいい機会になると思います。

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