寧楽春季講座「物が燃える仕組み」(山邊信一名誉教授) 公開日  :  2013-04-08 10:31

卒業生・修了生
・現職教員の方へ

寧楽春季講座「物が燃える仕組み」(山邊信一名誉教授)

内容

 人類が、霊長類たるゆえんは、二本の足で歩き手が使える事と、火を恐れず利用できた事とされています。さて、燃えるとはどんな現象なのでしょう。なぜ、燃えると熱が発生するのでしょう。また、物が燃えるために、なぜ酸素が必要なのでしょう。都市ガス、プロパンガスの炎に含まれるドラマを分子のレベルで解説します。1個の遊離基(ラジカル)と呼ばれる不安定な分子が、点火(ignition)により発生したとたん、連鎖的な化学反応が起こります。現在、計算化学という分野が発達し、分子レベルでいろいろな現象の仕組みが明らかにされています。都市ガスに含まれるメタン(CH4)という簡単な有機分子を例に取り、この反応の仕組みを、計算化学の結果を使って、視覚的に説明します。この説明を通じて、上記の二つの「なぜ」への答えを得ると同時に、化学反応の具体的イメージを持っていただけたらと希望します。

日時

5月11日(土)

13時30分~15時

場所

本学管理棟大会議室

※ 来場者用駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。

対象 県内教職関係者・学生生徒・一般の方
講師

山邊 信一 本学名誉教授

受講料/定員

受講料 無料

定 員 70名

申込方法/期間

申込不要 当日直接会場にお越しください。

お問い合わせ/
お申込み先

奈良教育大学 総務企画課国際交流・地域連携担当

〒630-8528 奈良市高畑町

TEL 0742-27-9108

FAX 0742-27-9141

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最終更新 : 2022-02-28 16:51