寧楽春季講座「物が燃える仕組み」(山邊信一名誉教授) |
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内容 |
人類が、霊長類たるゆえんは、二本の足で歩き手が使える事と、火を恐れず利用できた事とされています。さて、燃えるとはどんな現象なのでしょう。なぜ、燃えると熱が発生するのでしょう。また、物が燃えるために、なぜ酸素が必要なのでしょう。都市ガス、プロパンガスの炎に含まれるドラマを分子のレベルで解説します。1個の遊離基(ラジカル)と呼ばれる不安定な分子が、点火(ignition)により発生したとたん、連鎖的な化学反応が起こります。現在、計算化学という分野が発達し、分子レベルでいろいろな現象の仕組みが明らかにされています。都市ガスに含まれるメタン(CH4)という簡単な有機分子を例に取り、この反応の仕組みを、計算化学の結果を使って、視覚的に説明します。この説明を通じて、上記の二つの「なぜ」への答えを得ると同時に、化学反応の具体的イメージを持っていただけたらと希望します。 |
日時 |
5月11日(土) 13時30分~15時 |
場所 |
※ 来場者用駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。 |
対象 | 県内教職関係者・学生生徒・一般の方 |
講師 |
山邊 信一 本学名誉教授 |
受講料/定員 |
受講料 無料 定 員 70名 |
申込方法/期間 |
申込不要 当日直接会場にお越しください。 |
お問い合わせ/ お申込み先 |
奈良教育大学 総務企画課国際交流・地域連携担当 〒630-8528 奈良市高畑町 TEL 0742-27-9108 FAX 0742-27-9141 E-mai soumuka |