奈良BHELP標準コース |
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内容 |
BHELP (Basic Health Emergency Life Support for the Public)は、日本災害医学会が提供する教育コースです。本コースの目的は、災害発生直後から避難所での活動を効果的かつ効率的に行うために必要な知識や、共通の言語・原則を身につけることです。最終的には、被災者の生命と健康を守り、被災地における初動対応力を高めることを目指しています。 学校は避難所になることがあるため、医療関係者だけでなく学校の先生方にも本コースの受講をお勧めすべく、本コースは奈良県内教員の受講費を抑え、教員養成大学である本学で開催します。 【コース概要】 軸となる考え方は、CSCAHHH : Healthcare Triage(ヘルスケア・トリアージ)、 Helping Hand(手を差し伸べる)、Handover(つなぐ) です。1)講義 •災害医療体制の概要と医療対応原則 •避難所、福祉避難所の概要、体制構築および運営上の留意点 •避難所の環境改善に必要な情報収集のためのアセスメントシートの活用 •避難所生活により生じやすい健康問題とその予防法 •被災地域内外の支援者との連携協力 2)机上演習:講義で学習した内容を活用して、以下の机上演習を行います。 •トリアージ ・保健福祉的視点によるトリアージ •CSCA を意識した対応 •アセスメントシートを活用した避難所の評価 •避難所のレイアウト |
日時 |
8月20日(水)10:00~17:30(受付9:30~) |
場所 |
※来場者用駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。 |
対象 |
被災地域内で発災直後から支援者となり得る医療・保健福祉に関連する専門職およびその受験資格を得ることができる教育機関の学生、防災業務に従事する行政職員ならびに学校教員 |
講師 |
笠次良爾 保健体育講座 |
受講料/定員 | 【受講料】 6,000円(ただし奈良県内教員3,000円、近畿学校保健学会会員2,000円) ※近畿学校保健学会(年会費3,000円)に入会すれば学会員として2,000円で受講可能 ※受講料は当日現金にて徴収 【定 員】 48名(先着順) |
申込方法/期間 |
申込み方法 下記、申込みフォームよりお申し込みください。 申込はこちら 申込期間 7月1日(火)~8月6日(水) |
お問い合わせ/ お申込み先 |
コース運営担当者:笠次良爾(奈良教育大学 保健体育講座 学校保健・スポーツ医学研究室) メール:kasanami |