[教授]吉村 雅仁 (YOSHIMURA Masahito)

大学紹介
職名・氏名 [教授] 吉村 雅仁 (YOSHIMURA Masahito) 
          [教授]吉村 雅仁
          (YOSHIMURA Masahito)
連絡先 TEL:0742-27-9163
FAX:0742-27-9163
MAIL:yshmr
最終学歴 岡山大学大学院教育学研究科修士課程修了(1987)
教育学修士
所属 教育連携講座
専門分野 言語意識・国際理解教育・外国語教育
主な担当授業
  • 小学校外国語とそのコーディネーション
  • 課題探究実習I
  • 課題解決実習I
  • 課題探究実習II―A
  • 課題解決実習II―A
主な業績
  • “A Study on Multilingual Activities Originated by a Primary School Teacher in Japan: From a Viewpoint of Plurilingualism and Language Awareness.”『学校教育実践研究』12, 2020, pp.31-42.
  • "Educating English Language Teachers to Critical Language Awareness: A Collaborative Franco-Japanese Project." In Lopez-Gopar, M. (ed.) International Perspectives on Critical Pedagogies in ELT. Springer Nature, 2018, pp.197-217.
  • 「小学校における多言語活動の可能性」平高史也・木村護郎クリストフ (編) 『多言語主義社会に向けて』くろしお出版,2017年11月,pp.2-14
  • 「小学校における国際理解教育としての外国語活動の可能性」西山教行・大木充(編著)『世界と日本の小学校の英語教育:早期外国語教育は必要か』明石書店,2015年12月,pp.204-225
  • "Creating a Space for Language Awareness in Teacher Education in Japan: a Project Promoting Children's Awareness of Linguistic and Cultural Diversity." In Breidbach, S., Elsner, D. and Young, A. (eds.) Language Awareness in Teacher Education: Cultural-Political and Social-Educational Perspectives. Mehrsprachigneit in Schule und Unterricht, Band 13, Peter Lang, 2011, pp.137-149.
  • 「多言語・多文化に開かれたリテラシー教育を目指して―日本の小学校における言語意識教育の提案」細川英雄・西山教行編『複言語・複文化主義とは何か―ヨーロッパの理念・状況から日本における受容・文脈化へ』くろしお出版,2010年11月,pp.119-131.(共著)
  • 「ことばと国際理解教育」日本国際理解教育学会(編著)『グローバル時代の国際理解教育:実践と理論をつなぐ』明石書店, 2010年7月, pp.202-206
  • 「国際理解教育としての外国語授業」日本国際理解教育学会『国際理解教育』Vol.16, 2010年6月, pp.57-66
  • "Japan." In Fishman, J.A. and Garcia, O. (eds.) Handbook of Language and Ethnic Identity: Disciplinary and Regional Perspectives Vol.1/ Second Edition, Oxford University Press, 2010, pp.486-500. (with Tomozawa, Akie)
  • "Promoting Awareness of Linguistic and Cultural Diversity through English Language Activities in Japanese Primary Schools: Continuous Manifest and Latent Curricula" Conscience du plurilinguisme : pratiques, representationset interventions, Presses Universitaires de Rennes (PUR) publisher, 2008,pp.201-217
  • 「多言語・多文化共生意識を育む小学校英語活動の試み」『国際理解』第36号, 2005年,pp.186-196.(第30回国際理解教育賞優秀賞受賞論文)
  • 「国際理解教育における英語教育の役割――言語イメージ調査からの示唆」日本国際理解教育学会『国際理解教育』Vol.9, 2003年,pp.42-62
研究と教育について
  • 研究のテーマは,小学校における言語教育政策と国際理解教育との関わりです。そもそもほとんどの人々が日常生活で外国語を使用する必要のない日本の言語環境において,公教育の外国語教育の役割はどうあるべきか,とりわけ基礎教育の充実が叫ばれている小学校で外国語教育が必要であるのかどうか,必要であるならどのような目的・内容であるべきかという諸問題に取り組んでいます。
    現在、外国語教育と国際理解教育とを結ぶものとして「言語意識」に注目し、小学校の外国語活動で使用できるような教材開発を行っています。
  • 教育に関しては,教員養成系である以上,常に教育現場を意識した講義・演習であるべきだと考えています。
研究シーズ 新しい言語能力観と多言語教育
所属学会
  • Education et Diversite Linguistique et Culturelle (EDILIC)
  • Association for Language Awareness
  • 日本国際理解教育学会
学会活動
  • A Member of the International EDILIC Committee
  • 日本国際理解教育学会理事・紀要編集委員
社会的活動
  • 慶應義塾大学SFC訪問教授(令和元年10月?令和2年3月)
  • エジンバラ大学客員研究員(平成31年4月?令和元年8月)
  • 奈良県立畝傍高等学校スーパーグローバルハイスクール運営指導委員(平成26年度?30年度)
  • 奈良県英語教育改善連携専門部会・部会員(平成26年度?)
  • 奈良県英語教育教科地域拠点事業運営指導委員会・会長(平成26年度?28年度)
  • 奈良市小学校ハローイングリッシュ事業推進委員会委員長(平成19、20年度)
  • 慶応義塾大学外国語教育研究センター上席研究員(平成19年10月~平成21年3月)
  • 奈良県小学校「早期英語教育」推進協議会委員長(平成16~18年度)
  • スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール指導助言(平成16年度)
講演のテーマ
  • 「多言語を扱う教育実践:初等・中等教育の事例からその意義を考える」(ゲーテ・インスティトゥート東京、ドイツ学術交流会東京事務所主催「多言語教育の意義とは? 外国語教育・学習研究に関する国際シンポジウム」,2020年10月31日)
  • 「小学校における多言語活動の実践:教材開発と教員養成・研修」(「慶應義塾大学外国語教育研究センター設立10周年記念講演会」,慶應義塾大学日吉キャンパス,2014年7月)
  • 「多言語活動実践に向けて―教員研修と「グローバル人材」育成―」(慶應義塾大学SFC Open Research Forum「『ことばの教育の、あした』を考える ~多言語活動のすすめ~」,2013年11月)
  • 「『わたし』を知り『あなた』を知り『わたしたち』になるための明日を切り開くあたらしいことばの教育―国際理解教育としての多言語活動―」(慶應義塾大学SFC 「Open Research Forum 2012 - 古石篤子研究会ことばの教育工房2012」,2012年11月)
  • 「小学校における国際理解教育としての外国語活動の可能性」(国際研究集会「年少者への言語教育の可能性と展望:バイリンガリズムか, 複言語主義か」,2012年9月)
  • 「日本の文脈における多言語活動の意義と現状」(日本児童英語教育学会関西支部春季研究大会,2012年5月)
  • 「言語意識教育のためのカリキュラム開発―『見える』カリキュラムと『見えない』カリキュラム」(慶應義塾大学21世紀COE「 日本・アジアにおける総合政策学先導拠点」主催シンポジウム、『言語教育における多様性について:初等・中等教育における政策と実践』、2007年1月)
カテゴリ   :   教育連携講座
最終更新 : 2023-03-28 13:08