[特任講師]森川 与志夫 (MORIKAWA Yoshio)

大学紹介
職名・氏名 [特任講師] 森川 与志夫 (MORIKAWA Yoshio) 
          [特任講師]森川 与志夫
          (MORIKAWA Yoshio)
連絡先 MAIL:morikawa.yoshio.an
最終学歴 2010年 関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程教育学専攻単位取得退学
教育学修士(奈良教育大学)
所属 社会科教育講座
専門分野 中等社会科教育、多文化教育、学習理論(活動理論・状況的学習論等)、「外国にルーツを持つ子ども」に関わる教育
主な業績

(共著)

  • 『グローバル教育の理論と実践』(日本グローバル教育学会編、教育開発研究所、179~184頁)2006年

(単著)

  • 「中国帰国生徒の教育課題―高等学校の事例を通して」(『グローバル教育』第6号、日本グローバル教育学会、28~38頁)2004年
  • 「物語による教育実践―夜間中学との交流を通して」(『教育科学セミナリー』第37号、関西大学教育学会、23~30頁)2006年
  • 「観光ボランティアガイド活動体験における学びー高校生の実践コミュニティへの参加を通して」(『国立青少年教育振興機構研究紀要』第8号、国立青少年教育研究機構、113~121頁)2008年
  • 「国際結婚の子どもたちの声-カテゴリー、エスニシティ、アイデンティティ」(『人権問題研究』第8号、大阪市立大学人権問題研究センター、67~75頁)2009年
  • 「語りのポリフォニーー在日外国人生徒交流会という活動の意味」(『人権問題研究』第12・13合併号、大阪市立大学人権問題研究センター、1~8頁)2013年
  • 「子どもの確かな人権意識を育てる学習についてー国際的な視野で人権を尊重する態度を培う教育実践」(『平成26年度研究紀要 研究集録』第21号、奈良県立教育研究所、1~12頁)2014年
  • 「通信制高校・高等専修学校・サポート校におけるニューカマーー支援の場、居場所としての教育実践の可能性」(文部科学省科学研究費補助金基盤研究C研究成果報告書、研究代表者:阿久澤麻理子、97~104頁)2015年
  • 「後期中等教育機関としての高等専修学校―学校文化と学びの意義」(『教職支援センター年報2021』関西大学教職支援センター、25~34頁)2022年
  • 「外国にルーツを持つ生徒にとっての”Third Culture Kids”(TCK)という位置取り」(『教職支援センター年報2022』関西大学教職支援センター)2023年
研究と教育について

1.研究について

(1)高等学校・高等専修学校等における「多文化共生」の理念に関わる教育実践の研究

高等学校や高等専修学校等の後期中等教育機関にも「外国にルーツを持つ子ども」の在籍が増えています。「外国にルーツを持つ子ども」と周囲の子どもがどのように相互理解を深め、共に学ぶ姿勢を涵養していくのか、教科指導(地歴科・公民科)や特別活動(ロングホームルーム活動、サークル活動等)等での教育実践の意義や課題等について研究しています。

(2)高等専修学校における教育実践の研究

高等専修学校は、学校教育法1条に規定される「1条校」ではない後期中等教育機関です。高等学校(全日制課程・定時制課程・通信制課程)とは異なる環境の中での教育実践の意義や課題等について研究しています。

2.教育について

 学校の教室には様々な生活・文化的背景を持つ子どもがいます。社会の教育言説では「多数派」(マジョリティ)の子どもたちを中心に語られることが多いのですが、むしろ「少数派」(マイノリティ)の子どもたちを中心として考える視点が「多数派」の子どもたちにとっても意義のある教育実践に繋がるはずです。学生の皆さんには、「少数派」の子どもたちの現実と向き合い、その現実から教育実践を考える姿勢を持ち続けてほしいと思います。

所属学会
  • 「初等教科教育法」
  • 「社会科教育研究I」
  • 「社会科教育研究II」
  • 「中等教科教育法II」
  • 「中等教科教育法III」
  • 「中等教科教育法IV」
学会活動
  • 中等社会科教育学会
  • 日本グローバル教育学会
  • 活動理論学会
社会的活動
  • 関西外語専門学校国際高等課程
  • 学校評価委員
    講演のテーマ
    • 「外国にルーツ持つ子ども」に関わる教育実践
    カテゴリ   :   社会科教育講座
    最終更新 : 2024-04-01 13:36