人権・シティズンシップ教育に関する研究フォーラムを開催しました。 公開日  :  2012-03-16 13:33

なっきょんの大学レポート

 本学では、平成24年3月14日に、「二十一世紀の教育にとって何が大切なのか~人権・市民性教育の視点から」をテーマに、人権・シティズンシップ教育に関する研究フォーラムを開催しました。

 フォーラムでは、生田周二 持続発展・文化遺産教育研究センター長(当時)、立石麻衣子 奈良教育大学特任講師、藤田和義 奈良県教育委員会人権・社会教育課課長補佐、ロルフ・ゴロップ チューリヒ教育大学教授より、日本・奈良県・欧州における人権教育について報告があり、日本の人権教育ならびに子どもの権利に関わる歴史と状況を踏まえつつ、奈良県の人権教育および欧州評議会の人権教育・市民性教育の動向に学びながら、民主主義社会における人権尊重の方向性、参加や責任のあり方について考え合い、二十一世紀の教育にとって何が重要なのかについて、人権・市民性教育の視点から検討されました。

 参加者からは、「厳しい日常があるからこそ、学校では全員で民主主義に基づく社会を築いていこうという共通理解のもと、人権教育に取り組んでいくことが大切だと気付いた」「学校からの発信が、社会を変えられることもあることがわかった。大きな力をいただいた」という声が寄せられるなど、有意義なフォーラムとなりました。

ホワイトボードを使って説明するゴロップ教授 熱心に聞き入る参加者たち

 ホワイトボードを使って説明するゴロップ教授      熱心に聞き入る参加者たち

 

最終更新 : 2022-02-28 16:52