理数教育研究センターが県内小中学校でサマースクールを開催しました。 公開日  :  2012-08-31 10:48

なっきょんの大学レポート

 理数教育研究センターでは、8月26日から29日までの4日間、県下山村部にある曽爾小中学校で「サマースクール 2012イン 曽爾」を開催しました。

 このサマースクールは、曽爾村との包括連携協力協定に基づいて行われたもので、奈良教育大学が推進する、優れた教育実践力を持つ理数科に強い教員の養成を目的とした理数教育プログラムに参加する学生や教員が、理科・数学(算数)実験を中心とした特別授業を行いました。小中学校では普段できない実験などを目の当たりにした児童・生徒は、驚きと感動を胸に授業に取り組んでいました。

 また、曽爾中学校教員による指導の下での、奈良教育大学生による中学生への学力向上支援活動や、保護者との懇談会、親子で体験する実験なども実施。長友恒人奈良教育大学長、鷲山恭彦奈良教育大学理事も一部に参加しました。さらに今回は、新たに奈良教育大学家庭科の教員・学生も参加し、家庭科の特徴を生かして地産地消、災害時炊き出しといった将来の地域の食活動の布石となる取組も行われました。

 これらは、奈良教育大学及び曽爾村双方における教育・研究の充実につながる有意義な取組であり、連携協力事業として大きな成果をあげるものとなりました。

平成24年度サマースクール 実験の様子を視察する鷲山奈教大理事

平成24年度サマースクール 実験を指導する奈教大生

(記事提供:理数教育研究センター)

最終更新 : 2022-02-28 16:52