「アウト キャンパス スタディ in 山添村」報告会を開催しました。 公開日  :  2013-02-13 18:53

なっきょんの大学レポート

 「アウト キャンパス スタディ in 山添村」報告会を奈良県山添村で開催しました。山添村は、一面に茶畑が広がり、羊と触れ合える牧場もある人口5千人弱ののどかな山あいの過疎の村です。

 報告会は、技術教育専修と家庭科教育専修の1回生16名が、授業の一環で山添村を訪れ、その歴史や文化、生活様式について学び、それぞれ木材加工と羊毛加工に分かれて実習を行った成果を報告する場として設定されたものです。

 報告会の第1部では、実習で製作した作品を披露しながら、耕作放棄された茶の木の活用提案やフェルト絵本の教育教材への活用提案が行われました。また、羊毛製小物のニーズ調査報告や羊毛製品のコーディネート提案なども行われました。

 第2部では、「地域力と大学力の協同による学生教育と地域活性の可能性」をテーマにパネルディスカッションが行われ、窪田山添村長、奥谷山添村づくり協議会会長、長友学長と学生代表が意見交換しました。山添村と奈良教育大学がそれぞれに地域力と大学力を持って役割分担しながら連携すれば、キラッと輝く連携ができるのではないかということが確認されました。

 奥田村長からは「若い人の感性で色々と提案していただいてありがたい。村の活性化に取り入れていきたい」と感想が述べられました。また、長友学長からは、「村の活性化と村での経験を教育に役立てるというウィンウィンの関係をこれからも作り、発展させていきたい」と抱負が述べられました。

アウトキャンパススタディin山添村 ファッションショー 
ファッションショー形式で羊毛製品のコーディネート提案をする学生

アウトキャンパススタディin山添村 パネルディスカッション
パネルディスカッションの様子                      

最終更新 : 2022-02-28 16:52