京阪奈三教育大学連携推進事業の一環としてSD研修会を実施しました。このSD研修は、京阪奈三教育大学における連携協力を推進し、教員養成機能の強化を図るために整備された双方向遠隔授業システムを利用して京都教育大学及び大阪教育大学にも中継、三大学で役員や事務職員85名の参加を得ました。
まず、はじめに、慶應義塾大学信濃町キャンパス事務長(元東京大学理事)上杉道世氏から、「これからの大学経営と大学職員」と題して、「大学を取り巻く状況」、「大学経営のあり方」、「大学職員に必要な力」などについて、慶應義塾大学や東京大学における実践例をまじえての講演がありました。
続いて、尾熊京教大理事、若井大教大理事、宮﨑奈教大理事から、職能成長の取り組みとして、「今大学職員に求められるもの」についての話があり、その後、各大学の若手事務職員から、資質向上のための具体の取組についての報告がありました。
この研修を通じて、各大学の事務職員が大学を取り巻く状況を再認識し、共有することで、京阪奈三教育大学連携を推進する上で有意義な機会となりました。
資質向上の取組みを報告する若手職員
奈良教育大学会場の様子