留学生が答志島で島の風習や自然を学習しました。 公開日  :  2013-05-21 14:58

なっきょんの大学レポート

 5月10日~11日の1泊2日で、三重県鳥羽市答志町への留学生学習旅行を実施しました。参加者は、奈良教育大学で学ぶ交換留学生、日本語・日本文化研修留学生及び教員研修留学生で総数27名となりました。

 日本で約半年間、日本語や日本文化を学んだ留学生は、奈良や大阪、京都などの観光地には行ったことがあっても、離島で日本文化を学んだ経験はなく、今回、答志島で体験型学習を行いました。

 今回の学習旅行では、入り組んだ路地が多い答志地区で、9名程度の班に分かれて指定された場所を、付近にいる島民に尋ねて探し出し、クイズに答えるクイズラリーを実施しました。この体験で参加者は、これまでに学んだ日本語を使い、出会った島民に行き方や方言を尋ねていました。

 その他、現役の海女から仕事や道具について話を聞いたり、また、夜間に港に浮かべられた筏で、夜光虫や海ホタル、タコや伊勢海老などの海の生き物を見学したりし、日本の離島での生活様式を学びました。

 今回の学習旅行で、参加した留学生は、自分自身の日本語能力を再確認し、また知らなかった日本の文化や風習を学んだことで、今後の学習のモチベーションにもなった様子でした。

島民に尋ねる留学生 島民に尋ねる留学生

最終更新 : 2022-02-28 16:52