地域に根ざしたプロスポーツの役割について講演会を開催しました。 公開日  :  2014-01-23 18:27

なっきょんの大学レポート

 12月8日、授業の一環として奈良県初のプロスポーツチーム「バンビシャス奈良」(bjリーグ)代表の加藤真治氏を講師に迎え、プロスポーツが地域の活性化に資する役割についての講演会を開催しました。当日は、松田勇人奈良市スポーツ振興課長も出席し、奈良市のスポーツ振興政策についての説明も行われました。

 加藤氏からは、bjリーグの現状について、「町の活性化を目的に設置されるケースもあり、小規模の自治体にも徐々に増えていることや、地域に根ざしたスポーツイベントとして定着しつつある背景には、会場設営や試合前のイベントに地域住民が参加し、地元チームの応援を通して地元を好きだと認識できる機会になっていることが考えられる。」と説明がありました。また最後に、「スポーツは老若男女問わず、世代を越えて共有できる文化であり、奈良をキーワードに地域でスポーツを語り、地元を好きになってほしい」と締めくくられました。

 時折、学生への質問を交えつつ語る加藤氏に、参加した学生からは、自身の体験に基づいた意見や質問が出され、スポーツイベントが地域に与える様々な効果について、活発な意見交換が行われました。


学生へ質問を投げかける加藤氏 学生に質問を投げかける加藤氏

奈良市のスポーツ振興政策を説明する松田氏 奈良市のスポーツ振興政策を説明する松田氏

最終更新 : 2022-02-28 16:52