本日(9月3日)より、カンボジア国教員養成大学の教員18名が、本学において研修に取り組んでいます。
これは、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する「カンボジア国教員養成大学設立のための基盤構築プロジェクト」の一環として行われているもので、本学は平成29年(2017年)1月からプロジェクトに参画し、本学教員が、カンボジアや本学内においてカリキュラムやシラバス・教材の検討、作成、助言、指導等を行っています。
開講式において加藤久雄 本学学長が挨拶し、「本学で研修に取り組んでいただけることを光栄に感じている。カンボジアの教員養成に末永く貢献したいと考えているので、教員にとって重要な要素である「学び続ける」ということを胸に、研修に取り組んでいただきたい。そしてぜひ奈良の文化や自然も楽しんでいただきたい。」と参加者を激励しました。
それに対して、研修参加者の代表が「このような研修の機会が与えられたことに感謝している。全ての能力を発揮して研修に取り組んでいきたい。」と答辞を述べ、研修への意気込みを語りました。
研修参加者は9月27日までの間、本学内の研究室や教室、附属小・中学校等において、本学教員の指導・助言を受けながら、シラバスや指導案・教材の開発や授業実践に必要なスキルの習得に取り組みます。
プロジェクトの詳細は、以下のページでご紹介しています。
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参加者を激励する加藤学長 加藤学長の話に耳を傾ける研修参加者
答辞を述べる研修参加者代表 開講式後に実施された進捗状況報告会の様子