カンボジア国教員養成大学の教員が本学での1ヶ月間の研修を無事修了しました。 公開日  :  2019-10-02 09:40

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本学でのおよそ1ヶ月にわたる「カンボジア国教員養成大学設立のための基盤構築プロジェクト(第2年次)」における本邦研修の締めくくりとして、9月27日に本学図書館内ラーニングコモンズにおいて、成果発表会と閉講式を開催しました。

成果発表会では、分野別に検討を重ねて来たシラバスや指導案等を発表し共有しました。これらの研修の成果は、開講2年目を迎えるプノンペンとバッタンバンの2つの四年制教員養成大学(TEC)での教員養成において活用されます。

続いて閉講式が行われ、本研修の主催者である独立行政法人国際協力機構(JICA)関西センターの西野恭子所長が「異なる環境での研修は大変だったと思うが、無事修了されたことに敬意を表します。帰国後は、よりよい教育者の育成を実践し、研修に参加していない他の教員とも今回の学びを共有していただきたい。また、今回の研修で築いた絆を生かして、日本とカンボジアの友好関係の強化に貢献していただきたい。」と研修員の労をねぎらいました。

また加藤久雄 本学学長が「カンボジアの教員養成を作り上げていくという大変重要な取組が帰国後も続くが、研修で得たことを生かして力を存分に発揮していただきたい。今回、私たちがカンボジアの発展に微力ながら貢献できたことを誇らしく思う。今後も、カンボジアの教員養成や教員が学び続けるための環境整備などに全力で支援したい」と挨拶しました。

これに対して研修員の代表は、「研修の成果を生かし、カンボジアの教育をアップグレードさせるために最善を尽くしたい」と今後の抱負を力強く語りました。

本プロジェクトは2023年1月まで続く予定で、本学は今後も引き続きカンボジアの教員養成を支援していきます。

プロジェクトの詳細は、以下のページでご紹介しています。
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閉会の辞を述べるJICA関西センター西野所長 祝辞を述べる加藤学長

閉会の辞を述べる西野所長            祝辞を述べる加藤学長

答辞を述べる研修員代表 西野所長から修了証書を受け取る研修員

答辞を述べる研修員代表             西野所長から修了証書を受け取る研修員

研修員と関係書で記念撮影

研修員と関係者で記念撮影