本学谷川雅夫教授とそのゼミ生による「手紙の書」展が終了しました 公開日  :  2020-03-31 09:26

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 本学谷川雅夫教授とそのゼミ学生による「手紙の書」展が、3月14日より18日まで、本学教育資料館にて開催された。
 本展は、谷川研究室で行った5度目の展覧会である。この展覧会は総数68点の手紙で構成され、江戸時代から近現代にかけての日本の手紙と、清代から現代にいたるまでの中国の手紙が展示された。谷川研究室に所属する学生ら12人は、それぞれ書道史書道理論分野の研究をしており、その活動において、本展の手紙を一人一人が解読した。学生らは、この活動により時代と共に移り変わる書風と手紙の形態の変化を感じることができた。谷川研究室には中国からの留学生も複数在籍し、日本人学生と共に様々な手紙の研究を行った成果が発表された。
 また、会場内には手紙の作者の作品集等も置かれ、手に取って見ることができるスペースも設けられていた。会期中、谷川教授によるギャラリートークが1日2回行われた。手紙により、それぞれの書き手の交友関係や人物像が分かるような展示の工夫があり、谷川教授の解説ではさらに深く展示作品の意義が明らかにされた。
 ゼミ展の開催に際し、御来場くださった皆様に、心より御礼申し上げます。
奈良教育大学書道科HP:https://narakyosyodo17.wixsite.com/nue-syodo-17

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