令和6年1月17日に報告した奈良教育大学附属小学校の教育課程に関する不適切事案に関し、あらためて、心よりお詫び申し上げます。
新年度を迎えるにあたり、本校設置者として、奈良国立大学機構よりの処分(3月28日付け)を厳粛に受けとめるとともに、引き続き、本校、奈良教育大学、ならびに奈良国立大学機構関係者が一体となって改善を図り、信頼回復に努めます。
令和6年度における各教科等の年間指導計画を含む教育課程は適切に編成され、未履修に係る在校生への回復措置も進展しております。また、卒業生に対する回復措置は、5月より受付と実施を開始いたします。人事交流については、4月1日付けで、3名が奈良市立小学校と、1名が奈良女子大学附属小学校との間で行います。それにより、本校が築いてきたよさや特色を維持しつつ、国立の附属小学校としての責務を果たして参ります。
なお、今後の改善の進捗については、3か月ごとを目途にご報告いたします。
今後とも、本校へのご理解、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
令和6年4月1日
奈良教育大学 学長
宮下 俊也