11月15日、美術教育専修・竹内研究室の4回生が、6年生の児童を対象に図画工作科の授業実践を行いました。この図画工作科授業は、曽爾村立曽爾小中学校を訪問させていただいてゼミメンバーの実地研究として毎年実践しているものです。
今年度は、4回生で教材研究を進めるなどしてアイデアを出し合い、「モビールでつくる ゆらゆら動く!フシギな海の生きもの」という授業を構想・実践しました。ゼミでは、夏休みの前からモビールの試作を繰り返したり、つくり方を説明するための動画を撮影・編集したりして、授業実践の準備を進めてきました。
授業当日、6年生の皆さんはそれぞれの感性豊かな発想を生かして、素敵な海の世界を表現されていました。「早くモビールを持ち帰りたい」「家でもつくってみたい」との声も聞かれ、充実した図画工作科の時間となったようです。指導させていただいたゼミ4回生にとっては、これまでの奈良教育大学での学びを総括し、自身の授業実践の力量を見つめることができる貴重な機会になりました。