留学生ホームステイ支援事業実施案内 公開日  :  2023-07-13 09:00

新着情報

奈良教育大学では、週末や長期休暇中に、留学生を家族で住む自宅や実家でホームステイさせてくれる在学生や教職員に、所定の支援金を支給し支援する制度を始めました。

例)

  • 留学生の友人を連れて、実家に帰省して数日家族と過ごした。→実家での宿泊数に応じて支援金を支給します。
  • 週末、家族と暮らす自宅に留学生を招待し、地域を案内した。→宿泊を伴う場合は、支援の対象となります。

1.趣旨、目的

  奈良教育大学に在籍する日本人学生、教職員の自宅(実家)に、週末や長期休暇を利用して留学生をホームステイさせることで、学生、教職員とその家族が国際理解を深めるとともに、留学生にとっては、ホームステイを通して、日本人家族と交流し、家庭生活を体験することで、生活習慣や風習などを学んでもらうことを目的としています。

2.支援内容

  留学生受入家庭に、所定の支援金を大学より支給します。(1泊につき5,000円上限。複数名を受け入れる場合は1人につき5,000円上限。)

3.対象留学生

  奈良教育大学に所属する留学生(在留資格が「留学」の学生。)

4.受入家庭の条件

(1)奈良教育大学に在籍する学生及び教職員の家庭であること。
(2)留学生の受け入れについて、家族全員(未成年についてはその親権者)の理解と受入承諾がとれること。
(3)国籍、宗教などに関して差別や偏見を有しないこと。
(4)実施後、実施内容について報告ができること。

5.内容

(1)ホームステイ期間、態様
週末又は長期休暇中に1泊2日以上、自宅(実家)での滞在が対象です。宿泊を伴う旅行などは支援の対象外となります。(旅行を禁止するものではありません。)
(2)ホームステイ中の活動
必ずしも特別な活動をしていただく必要はありません。事前に留学生に希望を聞いて決めていただいたり、日常の家庭を経験させていただいたりすることで十分です。

6.注意事項

(1)家庭ルール
   ホームステイ中は、各家庭のルールを説明いただいた上で、特別扱いせず家族の一人として受け入れていただければ結構です。(例:門限や食事の時間、礼儀作法など)
(2)ホームステイ中の費用
   ホームステイ中の費用は、受入留学生にかかる分については、原則留学生の自己負担と考えていますが、トラブル防止のためにも事前に話し合いをして、決めていただくことをおすすめします。(例:冷蔵庫の飲食物の取扱など。)
(3)宗教
   留学生の宗教は様々で、行動に関する制約や食事に関する制約がある場合があります。一方で、比較的寛容な場合もあります。寺社仏閣訪問や地域の神社の祭りのように宗教的行事を伴うものは、事前に説明しておくといいでしょう。また、食事については食べられないものがあることが多いので、食べられるものと、食べられないものを事前によく確認しておいてください。
(4)トラブル発生時
   受入留学生とのトラブル(事件、事故を除く)については、当事者間同士での解決をお願いします。
(5)事件・事故発生時
   ホームステイ中に何らかの事件、事故が発生した場合は、まず消防、救急、警察への通報等、生命身体の安全を確保いただき、速やかに奈良教育大学学生支援課国際交流・留学生担当まで連絡をしてください。
(6)保険等
   留学生は全員、国民健康保険に加入していますが、各種賠償保険等は任意となっており、未加入の者もいます。危険を伴う活動については、控えていただくか、実施前に留学生に当該活動のリスクを説明いただくようお願いします。

7.支援の流れ

  • ステップ1 本学在籍学生、教職員が、受け入れたい留学生を決定。
  • ステップ2 学生支援課に相談、支援申請書等、必要書類の説明を受ける。
  • ステップ3 学生、教職員の家族に相談、受入について理解、承諾。 支援申請書等を作成し、受入日程の確定。
  • ステップ4 学生支援課にて申請書提出。
  • ステップ5 支援の決定。 
  • ステップ6 ホームステイ実施。
  • ステップ7 実施報告書等必要書類を提出。
  • ステップ8 支援金を支給。

8.受入留学生の募集

受け入れしたいが、留学生を見つけられないという方は、学生支援課にてホームステイをしたい留学生を募集することもできます。ただし、ミスマッチとなることもあるので、まず、留学生と友人になることから始め、段階を経てから双方の希望にそった形でホームステイを実施することをおすすめします。

9.お願い

(1) ホームステイは、留学生の友人に日本の日常の家庭生活を経験してもらうものです。お客様扱いする必要はありません。家族の一員として、生活習慣や礼儀作法について、学ぶことは貴重な経験です。
(2) 留学生は、日本の家庭を日本語で体験することを期待しています。必要に応じ外国語で対応することは問題ありませんが、できる限り日本語で対応いただければ結構です。
(3) 事前に受入留学生の国のことや、自分の国の事を勉強しておくと話題が広がります。楽しいホームステイになるよう、自分の家族構成なども伝えておきましょう。

お問い合わせ先
奈良教育大学 学生支援課 国際交流・留学生係
Tel:0742-27-9131 / 9148
Fax:0742-27-9146
E-mail:ryugaku
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最終更新 : 2023-07-13 09:19