[教授]橋崎 頼子 (HASHIZAKI Yoriko)

大学紹介
職名・氏名 [教授] 橋崎 頼子 (HASHIZAKI Yoriko) 
          [教授]橋崎 頼子
          (HASHIZAKI Yoriko)
連絡先 MAIL:hashizaki
最終学歴 神戸大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程修了(2010)
博士(学術)
所属 学校教育講座(教育課程・教育方法)
専門分野 カリキュラム論、市民性教育、国際理解教育
主な担当授業
  • グローバルシティズンシップ教育論(大学院)
  • 国際理解教育I/ III(シティズンシップ教育の原理/実践)(大学院)
  • カリキュラム論(教職科目)
  • 教育実習・事前指導(教職科目)
  • 学校フィールド演習(教職科目)
  • 道徳教育の理論と方法(教職科目)
  • 教育課程特講(学部、教育学専修専門科目)
  • 教育課程演習(学部、教育学専修専門科目)
主な業績
  • 橋崎頼子, 川口広美 (2022)「欧州評議会における相互文化的対話を用いたシティズンシップ教育への新展開ー社会的分断の中での社会統合に向けた手立てとしてー」『カリキュラム研究』(31) ,pp.15-28.
  • Kitayama, Y., Hashizaki, Y. and Osler, A. (2022) The ethics of care as a pedagogical approach: Implications for education for democratic citizenship, Educational Studies in Japan, 16, pp. 31-44.    
  • 橋崎頼子・川口広美(2021)「第12章シティズンシップ教育としての国際理解教育の授業はどうあるべきか」日本国際理解教育学会他編著『国際理解教育を問い直す : 現代的課題への15のアプローチ』明石書店,pp.191-204.
  • 橋崎頼子(2020)「多様な他者の声を聴き価値を創り出す道徳教育実践ーケアリングの視点からー」『国際理解教育』26, pp.42-52.
  • 橋崎頼子, 北山夕華, 川口広美(2019)「多様性に向き合う教師育成のためにー寛容と公正の視点からみた教師教育者の取り組みー」『日本教育大学協会研究年報』37,pp.135-147.
研究と教育について

 グローバル化・国際化の時代といわれる現在、どのような内容と方法を用いて、学校の授業をつくっていくことが望ましいのでしょうか。私は、多様な文化的背景、価値観を持った人々が暮らす社会において、共に生きる公共空間を作ることが、教育に求められる重要な課題の1つだと考えています。そのためのカリキュラムの原理・原則を明らかにすることを研究課題としています。具体的には、イングランドやヨーロッパの教育機関が開発した、市民を育成するための教材や教師用指導書の背景に見られる考え方について調査をしています。また、日本の小学校や中学校の道徳や社会科でシティズンシップ教育がどのように実践可能なのか、またそのような実践ができる教師を支える教師教育についても実践を通して考えています。
 今まで学校で学んできた内容を一度考え直してみることで、教育について新たな見方ができるようになるかもしれません。ぜひ、みなさんと一緒に学んでいけたらと思っています。

所属学会
  • 日本国際理解教育学会
  • 日本カリキュラム学会
  • 日本グローバル教育学会
  • 日本公民教育学会
  • 全国社会科教育学会
  • 日本社会科教育学会 等
社会的活動
  • カンボジア国教員養成大学設立のための基盤構築プロジェクト(JICA)( 2016年6月~2022年11月)
  • 奈良市教育委員会施策外部評価委員(2019年6月~現在)
  • ユネスコ「教員養成大学間の学生交流プロジェクト(Teaching together GC4SD)」企画・運営 (2021年5月~2022年3月)
講演のテーマ

「多文化主義からみる地域の課題」

カテゴリ   :   学校教育講座
最終更新 : 2023-05-26 08:56