令和4年度奈良教育大学入学式を挙行しました 公開日  :  2022-04-05 20:46

新着情報

 4月5日(火)、奈良教育大学 教育学部及び大学院教育学研究科入学式を開催いたしました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、講堂での式典は入学生のみの参加とし、式典の模様は後日動画配信としました。

 教育学部273名、大学院教育学研究科62名(修士課程19名・専門職学位課程43名)の新入生を迎えました。

【入学生】
教育学部273名、大学院教育学研究科62名(修士課程19名・専門職学位課程43名)

〇在学生総代
 学生自治会 執行委員長 宮本 湧平
〇学歌演奏者   
 教育学部
   独唱 大学院教育学研究科2回生 森岡 優菜
     ピアノ 音楽教育専修4回生      櫻井 夕芽

大学院教育学研究科
   独唱 大学院教育学研究科2回生 巻野 薫子
   ピアノ  音楽教育専修4回生      櫻井 夕芽

bokasiIMG_7047.png式典に参加する新入生 


IMG_7156.JPG学長告辞

学長告辞

在学生歓迎の辞

 暖かな日差しが降り注ぎ、花の色も美しい季節となって参りました。この奈良教育大学にご入学された新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在学生を代表して心よりお祝い申し上げます。

 さて、本日より皆さんは晴れて奈良教育大学の学生となります。それぞれどのような想いを抱いて本学に入学されたでしょうか。「教師になりたい」とはっきりした目標を持っている方も多くおられると思います。また、まだ自分の中で気持ちが揺れている方もいるでしょうが、それぞれが様々な目的、目標を持っていると思います。
 これからの大学生活の中で、皆さんは本学で、教職についての知識は勿論、その他の学問や人付き合いについてなど、色々な事を学び、経験していく事になります。実習や課題などに積極的に取り組み、これから始まる学びの中で、今よりも確かな目標や夢を見つけ、またそれに向かって前進していって欲しいと願っています。
 この奈良教育大学は、他の大学と比べると、決して大きな大学とは言えません。しかし、だからこそ学ぶ機会や環境にめぐまれており、この大学の強みであると私は感じています。小さいということは、つまりそれだけ他者との関わりを密接にしやすいということです。皆さんが在籍する専修でも多くて二十人ほどであり、他の専修との関わりも多く、様々な分野・考え方の人に出会うことができます。そして先生方からも、一人ひとり丁寧できめ細やかな指導を受けることができます。
 また、学内での学び以外にも、教育実習や介護等体験などで、普段行く機会の少ない、学校・園や施設などを訪れ、現場の様子を知ることができます。さらに、奈良教育大学には大学附属の幼稚園・小学校・特別支援学級が敷地内にあり、大学の近くにも、公立幼稚園や保育園があります。大学の授業の一環として、実際の教育現場を見ることもでき、実践的な経験ができます。さらに、子どもの生活の場の近くにいることで、教育実習などの改まった状況では見られない子どもたちの自然な姿・様子を観察することも出来ます。
 教育についての学びに最適な、この奈良教育大学の環境を最大限に活用して、仲間とともに充実した大学生活を送りましょう。

  これから皆さんは、多くの出会いに恵まれると思います。どうかその中でたくさんの学びを得てください。何か困ったことなどありましたらいつでも私たち上回生に聞いてください。それでは、新入生の皆さんの大学生活が充実したものとなることを祈り、歓迎の辞とさせていただきます。

 

令和4年4月5日
在学生総代 学生自治会執行委員長 宮本 湧平

奈良国立大学機構理事長 新入生歓迎の辞