文部科学省令和4年度教員講習開設事業費等補助金
(「新たな教師の学び」に対応したオンライン研修コンテンツ開発事業)
奈良教育大学では令和5年度より新たな教師の学びの姿の実現に向けた研修開発を行っています。
新たな教師の学びの姿を実現するための一助としてご活用ください。
※有料動画のため、視聴にはご購入手続きが必要となります。
無料のお試し版で一度内容をご確認ください。
なお、下記『NO.1_児童生徒の情報活用能力育成のための教師のICT活用指導力向上研修』は、
無料配信動画となるため、こちらよりご確認ください。
【作成する教員研修コンテンツ】 | |||||
NO | 教育課題 | コンテンツ名称 | コンテンツ内容 | 金額 | 公開 |
1 | 情報教育・プログラミング教育 | 児童生徒の情報活用能力育成のための教師のICT活用指導力向上研修 | 本コンテンツでは「教員のICT活用指導力向上規準表」に基づいて、本学で開発した「教員養成・研修テキスト(情報教育)」(1.「学校教育の情報化」と学習指導要領、2.情報教育、3.各教科指導等におけるICT活用、4.情報モラル教育、5.ICT を活用した授業のための指導力の向上、6.校務の情報化)に対応させる形で、各章節の内容の要点と対応する近隣地域の実践事例を紹介する10分程度の動画を開発する。 | 無料 | 4月1日 |
2 | 不登校児童生徒に対する支援 | 個と集団をつなぐ不登校理解と支援 | 本コンテンツは,不登校に関する個と集団への支援について,教師が校内外と連携しながらの支援を実現するための体系的かつ実践的な理解を促すものである。特に,個と集団への支援の連続性を理解するために,共通の考え方とアセスメントの視点を示し,具体的な実践例を実践者視点から解説(苦労・工夫等に関する談話を含む)することで,コンテンツ利用者が既に行なっている取り組みの改善の具体的な方向性を得られるようにする。 | 有料 (550円) |
3月1日 |
3 | 特別支援教育 | 「こだわり」を強みに:自閉スペクトラム症児のための鉄オタ倶楽部−特性を大切にした人格とソーシャルスキルの形成− | 本学の「鉄オタ倶楽部」での実践を題材にして、自閉スペクトラム症児の人格とソーシャルスキルの形成を目的とした実践の発達的意義や教育的意義を考察する。自閉スペクトラム症の特性の一つである「こだわり」を強みにした実践が子ども達の発達にどのような影響を及ぼすのかについて、多面的な視点から自閉スペクトラム症児の教育への理解を深めるとともに、受講者の教育実践への活用を促す。 | 有料 (550円) |
3月1日 |
4 | 安全教育 | 生徒と協働して行うシミュレーショントレーニングの学校安全計画への導入 | 本コンテンツは、危機管理マニュアルに基づく生徒と協働したシミュレーショントレーニングを、学校安全計画へ導入することの意義や方法の習得を目的として作成する。マニュアル作成では、スポーツ現場におけるEAP作成の原則に基づき基本的概念を解説する。実効性を高めるためのシミュレーショントレーニングでは、生徒と協働して実施し、安全管理と安全教育を兼ねることで、生徒へ主体的・対話的で深い学びを促すことをねらいとする。 | 有料 (550円) |
4月1日 |
5 | 教員の多様な研修ニーズ | SDGsーESD入門講座 | 本コンテンツは、SDGsとESDの関係性、SDGsやESDの歴史的背景、世界の環境問題や国際関係、平和の問題、格差の拡大といった社会的背景と学習指導要領との関連といった教育的側面の融合によって、持続可能な社会の担い手育成の必要性の理解を深めるとともに、研修内容を自らの授業実践に直接的な活用できるものとする。 | 有料 (550円) |
3月1日 |
6 | 教員の多様な研修ニーズ | 未来の教室:デジタルファブリケーション入門 | 本コンテンツは、学校においてデジタルファブリケーション機器を活用するための基礎的な理解を深めるとともに、具体的な実践事例や教材、題材の紹介を通して、指導上のポイントを提示するものである。 | 有料 (550円) |
4月1日 |
「新たな教師の学び」に対応したオンライン研修コンテンツ開発事業)
【事業概要(文部科学省HPより)】
令和4年度の教育公務員特例法の改正により、令和5年4月から、各教師の研修履歴を記録する
とともに、この記録に基づき、教師の資質向上に関する指導助言等を行う仕組みが制度化された。
この新たな制度を推進するため、文部科学省では新たに研修受講履歴記録システム及び教員研修
プラットフォーム(以下「プラットフォーム」という。)を一体的に構築し、教師が合理的かつ
効率的に研修を受講・記録できる環境整備を進めている。この新たな制度の下で、教師の個別最適な
学び、協働的な学びを実現するためには、プラットフォームと連携した多様で質の高い研修コンテンツを
教育委員会や各教師等のニーズに合わせて充実させることが不可欠である。
本補助事業においては、上記背景を踏まえ、プラットフォームに掲載する動画コンテンツの開発に
必要な経費を補助する。開発する研修コンテンツは、以下のとおりとし、累次の公募により開発する。
1.喫緊の教育課題とされるICT 活用や特別な配慮を要する児童生徒への対応等をテーマにしたもの
2.キャリアステージに応じて校務分掌を担う教師に対するもの
3.教員免許更新制のもとで大学等が蓄積してきた個々の教師の強みや専門性等の多様なニーズに対応するもの
4.外部人材等が教壇に立つ上で必要な知識技能を習得できるもの